トップガン(1986)

 Netflixで視聴。

 結構昔の映画になるのだけれど、古いという印象はそれほど持たなかった。

 普通にドラマもアクションも面白い。古い映画ゆえの現代との感覚の違いは随所にあるんだけど、(終盤の展開も唐突だし)主人公のドラマがきっちり展開しているところ、映像のレイアウトと構成の良さは褪せていない。

 とくに主人公のドラマは、秘められていた真実が明かされるとかそういった都合の良さともとれる展開がないのが昔の映画らしくもあり、かつドラマに対して真面目でもあるなという印象。その分横道に逸れることも少ないが。主人公がレーダー要員であり親友を失った原因の後方気流でおびえるシーンなんかも、敵と交戦している途中でとかしたほうが「さっさと味方を援護してやれと」という突っ込みが入らなくてスマートで、そのあたりは古い映画ゆえなのだろうか。

 もっとも、ドラマは色あせにくい性質がある。それを加味すると映像のセンスはカットもレイアウトもずば抜けていて、ゆえに名作なのだろう。