虐殺器官 2

虐殺器官 (2) (角川コミックス・エース)

 

虐殺器官 (2) (角川コミックス・エース)

虐殺器官 (2) (角川コミックス・エース)

 

  プラハ編の終わりまでの第2巻。

 

 基本的には映画をなぞっている。ジョン・ポールの胡散臭さが強くてルツィアがあまり可愛くない。これは実際の人間でもそうなのだけれど、動きと可愛さの結びつきは大きいので映画に比べると不利なところだろう。

 映画ではカットされていたクラヴィスが母親の生命維持装置を止めたエピソードが引き続き丁寧に描かれていて、よりナイーヴな人物という点が強調されている印象。これがない映画ではちょっと色に弱いみたいな印象になりがちだったので良いと思う。

 あまりに映画に忠実なのでもうちょっとアレンジしてもいいのではと思ったりもする。