とある科学の超電磁砲外伝 アストラル・バディ 4

とある科学の超電磁砲外伝 アストラル・バディ4 とある科学の超電磁砲外伝 アストラル・バディ (電撃コミックスNEXT)

 

 完結。

 超電磁砲(コミック)の3冊でやってる1エピソードを4巻くらいの尺でやった感じ。

 どうやっても比較対象が悪くて、まあまあ面白いけど惜しい部分が多いという感想になりがちなのはやむを得ないかなとも思う。(ドラマがワンパターンとか)

 

 個人的に良いなと思ったのは黒子に抱かれてテレポート移動していた食蜂が襲撃されるシーンで、広い空間でのバトルは上手く描かれていたなぁと。

 冲方丁の話だったと思うんだけど、バトルというのはある程度ロジックで詰めて描かないと面白くならない、アクションは狭いところでやると窮屈になって大変なのでいかに外に出るか考えながら書いていると話していたけれど、まさに近いところがあって、(これはとあるシリーズにも共通するけれど)黒子の戦いはいつも面白い。

 それはテレポート能力のインターバル、強力だが対抗手段が用意可能なところ、ダメージ演出しやすいキャラクターのため負傷や駆け引きが行いやすい(=勝敗を理詰めで描きやすい)ところに起因していて、逆に室内戦闘は窮屈そうだなぁと感じることもあった。(レールガンのコミック版やアニメでは注意深くこれを回避している)

 

 めちゃくちゃ勝手な感想をいってしまえば、作者のやりたいこととスピンオフ作品的にしなければならないことがすり合わせ出来てなくてちょっとブレているような印象があって、ここがもっとハマれば面白いものが出てくる作者なのではないかと思ったり。